秋のクマ対策について
福井市HPより
実りの秋は活動の秋
実りの秋は、クマが冬眠前のエサを求めて活発に活動する季節です。
9月からはブナやクルミ、クリ、ミズナラの林、10月からはヤマブドウ、カキの実がなっているところに多く出没します。
クマと不意に遭遇しないため、次のことにご注意ください。
クマと遭遇しないために
- 出没情報があったところやクマの餌になる実(カキやクリ、ギンナンなど)がなっているところには近寄らない。
- 足跡や糞を見つけたら、その場から立ち去る。
- 山林や藪など見通しの悪い場所には近寄らない。
- 早朝、夕方、夜間や視界の悪い時は、外出を避ける。
- 鈴、拍手、大声、ラジオなど大きな音を出し、自分の存在を知らせる。
- 車庫や小屋は戸を閉め、鍵をかける。(自動ドアは手動に切り替える)
※人の気配を察知すると、手軽に逃げ込める建物に隠れることがある。
※ガソリンなどの強いにおいや漬物に誘引されることがある。
クマを誘引しないために
- 収穫後の農作物、家庭の生ゴミは野外に放置しない。
- 庭先の収穫しないカキやクリなどは放置しないで早めに取り除く。
- 管理できない実のなる木は伐採する。
- 家の周囲でハチの巣を見つけたらなるべく早く取り除く。
- クマの隠れる場所をなくす。(集落周辺の藪や草を刈り払う。集落周辺の木を切り緩衝帯を作る)
もし至近距離でクマに遭遇したら
- 落ち着いて、クマに背を向けずに、ゆっくりとその場を離れる。
- クマを驚かすので、大声を出すことや、走って逃げることはやめる。
- 子グマでも近寄らない。近くに親グマがいることがある。
- 襲ってきたら、急所を守る。(地面に伏せ、手やカバン等で首の後ろをガードし、頭と首を守る)
- 安全な場所(鍵のかかる建物や車など)に避難し、外へ出ずに通報する。
クマに注意 ー実りの秋は活動の秋ー
クマと遭遇しないための備えと、遭遇してしまったときの対処方法を動画としてまとめました。
クマを目撃した場合の対応について
クマを目撃した場合やクマの痕跡を見つけた場合は、直ちに市有害鳥獣対策室(20-5701)、市代表(20-5111)もしくは最寄の警察署にご連絡ください。
また、福井県では、「福井クマ情報」にて過去のツキノワグマの出没情報を公開しています。メールマガジンに登録すると、クマ出没時には情報を受け取ることが出来ます。
詳しくは、リンク先をご覧ください。
→福井クマ情報 (Fukui Bear Infomation)
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