「令和7年度病害虫発生予報第7号」の発表について

農林水産省HPより

 

水稲では斑点米カメムシ類の発生が、今後も複数の地域で多くなると予想されています。

農林水産省は、「令和7年度病害虫発生予報第7号」を発表しますので、お知らせいたします。

 

主要な病害虫の発生予察情報(発生予察)

今後の主要な病害虫の発生予察情報(発生予報)については次のとおりです。

 

水稲では、斑点米カメムシ類(イネカメムシを含む)の発生について1道2府32県で注意報が発表されており(9月9日現在)、今後も全国の複数の地域で多くなると予想されています。
豆類では、大豆の吸実性カメムシ類の発生が、東北、北関東、北陸、東海、近畿及び北九州の一部の地域で多くなると予想されています。
野菜・花きでは、オオタバコガ、シロイチモジヨトウ及びハスモンヨトウの発生が、全国的に多くなると予想されています。
果樹では、なしのハダニ類の発生が、南東北、北関東、北陸及び中国の一部の地域で多くなると予想されています。また、果樹カメムシ類の発生が、東北、北陸、東海、四国及び北九州の一部の地域で多くなると予想されています。

 

この他、かんきつのハダニ類等、地域によっては多くなると予想されている病害虫があるので注意してください。
また、今後も継続して気温が高くなる見込みであることから、病害虫の発生量の増加や発生時期の長期化により、農作物への被害が増えるおそれがありますので、発生状況を注意し、適期の防除を実施してください。

令和7年度   病害虫発生予報第7号
https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/gaicyu/yosatu/index.html

国の発生予察情報について

国は都道府県の協力の下、植物防疫法(昭和25年法律第151号)に基づき、病害虫の防除を適時で経済的なものにするため、気象、農作物の生育状況、病害虫の発生調査の結果等を分析し、病害虫の発生予察及び防除対策に係る情報(発生予察情報)を提供しています。

本予報は、都道府県が提供する発生予察情報を取りまとめた情報になりますので、地域における情報の詳細は、都道府県病害虫防除所のホームページ等を参照してください。

 

国の病害虫発生予察情報及び都道府県病害虫防除所のリンク
参照URL:https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/gaicyu/yosatu/index.html

 

お問合せ先

農林水産省

消費・安全局植物防疫課

担当者:岡田、城野、古澤

代表:03-3502-8111(内線4562)

ダイヤルイン:03-3502-3382