「農業技術の基本指針」(令和5年5月)の公表について

農林水産省HPより

 

農林水産省は、農政の重要課題に即した技術的な対応や、今後、農業の発展に資すると期待される新技術について、「農業技術の基本指針」(令和5年5月)としてとりまとめましたので、公表いたします。

 

1.概要

農林水産省では、毎年、都道府県をはじめとする関係機関における農業技術関連施策の企画、立案、実施等に当たっての参考となるよう、農業の体質強化、環境対策、食品の安全性の向上等の農政の重要課題に即した技術的な対応や、営農類型別の留意事項、農業の発展に資すると期待される新技術をとりまとめ、「農業技術の基本指針」として公表しています。本年も、情勢変化を踏まえ改定を行いましたので、「農業技術の基本指針」(令和5年5月)として公表いたします。

 

2.主な改定内容

  • 農政の重要課題として、食料安全保障強化対策大綱(令和4年12月27日)について記載。
  • 重要病害虫の早期発見を図るため、令和5年4月より改正植物防疫法に基づく「侵入調査事業」を実施していることについて記載。
  • 堆肥や下水など肥料成分を含有する国内資源の利用拡大を図るために開設された「国内肥料資源の利用拡大に向けた関係事業者間のマッチングサイト」(令和5年2月)について記載。
  • 温室効果ガス排出削減対策について、令和5年3月にJ-クレジット制度の新たな方法論として「中干し期間の延長」が承認されたことについて記載。
  • 飼料用米や国産稲わらの利用拡大を推進するため、需要者及び販売者の情報を公開したことについて記載。
  • 農林水産業・食品産業の経営者や従事者の作業安全対策に関する知識・理解の醸成を図るために作成された「オンライン作業安全学習教材」(令和4年11月公開)について記載。

 

3.参考

「農業技術の基本指針」(令和5年5月)は、農林水産省ウェブサイトhttps://www.maff.go.jp/j/kanbo/kihyo03/gityo/g_kihon_sisin/r5sisin.html からご覧いただけます。

 

お問合せ先

農林水産省

大臣官房政策課技術政策室

担当者:小花和、田中

代表:03-3502-8111(内線3127)

ダイヤルイン:03-6744-0408