令和5年の農作業死亡事故について
農林水産省HPより
農林水産省は、令和5年に発生した農作業死亡事故について取りまとめましたのでお知らせします。
1.本調査の目的・方法
農林水産省は、全国における農作業に伴う死亡事故の発生実態及びその原因等を把握することを目的として、厚生労働省の「人口動態調査」に係る死亡個票等を用いて、令和5年1月1日から12月31日までの1年間の農作業死亡事故について取りまとめました。
2.調査結果のポイント
令和5年の農作業事故死亡者数は236人となり、前年より2人減少しました。 事故区分別では農業機械作業によるものが147人(農作業死亡事故全体の62.3%)、農業用施設作業によるものが6人(同2.5%)、機械・施設以外の作業によるものが83人(同35.2%)となっています。
年齢階層別では、65歳以上の高齢者による事故が202人と同死亡事故全体の85.6%を占めています。
また、原因別では、農業機械作業による事故においては「機械の転落・転倒」が60人(農業機械作業による事故の40.8%)と最も多くなっており、機械・施設以外の作業による事故では「熱中症」が37人(機械・施設以外の作業による事故の44.6%)と最も多くなっています。
3.参考
農作業安全対策
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/
<添付資料>
令和5年に発生した農作業死亡事故の概要(PDF : 458KB)
お問合せ先
農林水産省
農産局技術普及課生産資材対策室
担当者:土岐、安藤
代表:03-3502-8111(内線4766)
ダイヤルイン:03-6744-2107