熱中症に気を付けて!

福井市HPより

 

新型コロナウイルスの出現に伴い、感染防止の3つの基本である(1)身体的距離の確保、(2)マスクの着用、(3)手洗いや、「3密(密集、密接、密閉)」を避ける等の新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」が国から示されました。

熱中症は、暑さになれていない5月ごろから発生し、残暑の厳しい9月~10月頃まで注意が必要です。

特に今年は新型コロナウイルスの感染拡大予防のために、マスクの着用や自粛生活の影響から例年以上に熱中症となるリスクが高まるおそれがあります。

一人ひとりが十分な感染予防を行い、熱中症予防に心がけましょう。

 

「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント

1 暑さを避けましょう

・エアコンを利用する等、部屋の温度を調整

・感染症予防のため、換気扇や窓開放によって換気を確保しつつ、エアコンの温度設定をこまめに調整

・暑い日や時間帯は無理をしない

・涼しい服装にする

・急に暑くなった日等は特に注意する

 

2 適宜マスクをはずしましょう

・気温・湿度の高い中でのマスク着用は要注意

・屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合には、マスクをはずす

・マスクを着用している時は、負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人との距離を十分にとった上で、適宜マスクをはずして休憩を

 

3 こまめに水分補給しましょう

・のどが渇く前に水分補給

・1日あたり1.2リットルを目安

・大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに

 

4 日頃から健康管理をしましょう

・日頃から体温測定、健康チェック

・体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養

 

5 暑さに備えた体作りをしましょう

・暑くなり始めの時期から適度に運動を

・水分補給は忘れずに、無理のない範囲で

・「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度

※特に、高齢者、子ども、障害者の方々は、熱中症になりやすいので十分に注意する必要があります。

 

 

熱中症の症状と対処

暑い環境の中での体調不良は熱中症の可能性があります

軽度

〇めまい、立ちくらみがある

〇こむら返り(筋肉痛・筋肉の硬直)

〇手足のしびれ

対処 ⇒ 涼しい場所へ移動、安静、冷やした水分、塩分の補給

 

中度

〇頭痛

〇吐き気・吐く

〇体がだるい

〇集中力や判断力の低下

対処 ⇒ 涼しい場所へ移動、安静、衣服をゆるめ体を冷やす、十分な水分と塩分の補給

 

重度

〇意識障害(意識がない、受け答えや会話がおかしい)

〇けいれん

〇運動障害(普段通りに歩けないなど)

〇体が熱い

対処 ⇒ 涼しい場所へ移動、安静にして、衣服をゆるめ保冷剤などで冷やす + 急いで救急車要請

 

※症状の程度には関係なく、意識がない場合、自力で水分等補給できない場合、水分・塩分を補給しても症状がよくならない場合などの時は、救急車を呼んでください。

 

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