令和4年度 環境保全型農業支援事業

福井県HPより

 

環境保全型農業支援事業について

県では環境にやさしいエコ農業を推進しており、有機栽培や特別栽培に取り組むとともに地球温暖化防止や生物多様性保全に取り組む農業者団体を支援しています。
農林水産省「環境保全型農業直接支払交付金 」(外部リンク)
福井県農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する基本方針について(PDF形式:222KB)
環境保全型農業直接支払交付金事業の概要(国パンフレット)(PDF形式:2,310KB)
環境保全型農業直接支払交付金事業の概要(県パンフレット)(PDF形式:2,342KB)

1 支援対象の要件

(1)環境保全に効果の高い営農活動のいずれか一つに取り組んでいること(表1参照)
(2)農業振興地域内、生産緑地地区内の農地で、化学肥料と農薬を5割以上低減して栽培していること
※(1)と(2)は同一圃場で実施する必要があります
(3)みどりのチェックシートの取組を実施していること
ア みどりのチェックシートの取組とは、環境負荷低減や農作業安全に関する持続可能な農業生産に向けて実施すべき取組
について、GAP指導員等による指導または研修を受講し、みどりのチェックシートの内容を実施することです。
イ みどりのチェックシートは指導または研修を受講したことが分かる書類と併せて提出する必要があります。
また、実施したことが分かる書類を各自保管する必要があります。

※「ア」および「イ」は、民間の第三者認証等(GLOBALG.A.P.、ASIAGAP、JGAP等)を取得している場合、当該認証の
写しを提出することで、みどりのチェックシートの取組を省略することができます。

表1 環境保全に効果の高い営農活動及び支援金額

●全国共通取組

環境保全に効果の高い営農活動 支援金額
(1)有機農業の取組
対象作物:全作物
_
12,000円/10a
土壌分析および炭素貯留効果の高い取組を実施した場合は
14,000円/10a
ただし、ソバ・アワ・ヒエ・キビ・飼料作物は
3,000円/10a
(2)堆肥の施用
対象作物:全作物
4,400円/10a
(3)カバークロップ
対象作物:全作物
6,000円/10a
(4)リビングマルチ
対象作物:畑作物
5,400円/10a
ただし、小麦・大麦・イタリアンライグラスの種子を使用する場合は
3,200円/10a
(5)草生栽培
対象作物:果樹、茶
5,000円/10a
(6)不耕起播種
対象作物:麦、大豆
3,000円/10a
(7)長期中干し
対象作物:水稲
800円/10a
(8)秋耕
対象作物:水稲
800円/10a

 

  • 地域特認取組
環境保全に効果の高い営農活動 支援金額
(1)生き物緩衝地帯の設置
対象作物:水稲
4,000円/10a
ただし、作溝作業を行わない場合は
3,000円/10a
(2)総合的病害虫・雑草管理(IPM)と組み合わせた
魚毒性の低い除草剤1回施用+畦畔機械除草3回以上実施
対象作物:水稲
4,000円/10a

_

(3)中干時期の延期
対象作物:水稲
3,000円/10a
(4)冬期湛水管理の実施
対象作物:全作物
8,000円/10a
ただし、畦補強等を行わない場合は
7,000円/10a
有機質肥料の購入・投入を行わない場合は
5,000円/10a
畦の補強等および有機質肥料の購入・投入を行わない場合は
4,000円/10a
(5)総合的病害虫・雑草管理(IPM)と組み合わせた
畦畔除草及び秋耕の実施
対象作物:水稲
4,000円/10a
(6)総合的病害虫・雑草管理(IPM)と組み合わせた
畦畔除草及び化学合成農薬不使用栽培の実施
対象作物:水稲、ソバ
水稲の場合は
8,400円/10a
ソバの場合は
2,800円/10a
(7)炭の投入
対象作物:全作物
5,000円/10a

 

  • 加算措置
環境保全に効果の高い営農活動 支援金額
(1)取組拡大加算(令和4年度新設)
対象作物:全作物(ソバ等雑穀、飼料作物以外)
新規取組面積あたり
4,000円/10a

※1 平成30年度より、同一圃場での取組は1年間に1つとなりました。
(取組要件等詳細については、流通販売課、各農林総合事務所等、各市町にお問い合わせください。)
※2 支援金額は、国と県と市町の支援金額の合計額です。(国1/2、県1/4、市町1/4)
※3 国、県、市町の予算状況等により支援金額が変更になる場合があります。

【各種様式】
農林水産省「環境保全型農業直接支払交付金実施要領(様式) 」(外部リンク)
県参考様式第1号~3号、農場管理シート(有機農業の取組)、IPM実践指標(Excel形式:454KB)
自給資材の申告様式(Word形式:22KB)

 

2 生き物調査の実施

県では、環境保全に効果の高い取組を行っている水田で生き物調査を実施しています。
以下に、年度ごとの生き物調査結果の概要を掲載しますのでご覧ください。

【平成29年度の調査結果】
有機農業の取組 (PDF形式:371KB)
「生き物緩衝地帯の設置」+化学肥料と農薬を5割以上低減した作物の栽培 (PDF形式:442KB)
「総合的病害虫・雑草管理(IPM)と組み合わせた魚毒性の低い除草剤1回施用+畦畔機械除草」
+化学肥料と農薬を5割以上低減した作物の栽培 (PDF形式:368KB)

「中干時期の延期」+化学肥料と農薬を5割以上低減した作物の栽培 (PDF 形式:337KB)
「冬期湛水」+化学肥料と農薬を5割以上低減した作物の栽培 (PDF 形式:391KB)
「総合的病害虫・雑草管理(IPM)と組み合わせた畦畔除草及び秋耕の実施」
+化学肥料と農薬を5割以上低減した作物の栽培 (PDF形式:395KB)

 

 

3 環境保全型農業直接支払交付金(第1期)の中間年評価および最終評価実施結果

環境保全型農業直接支払交付金の中間年評価(PDF形式:574KB)
〇取組事例(PDF形式:315KB)
環境保全型農業直接支払交付金の最終評価(PDF形式:220KB)
〇(別紙)平成29年度福井県の生き物調査結果(PDF形式:2,128KB)

 

お問い合わせ先

福井県流通販売課エコ農業・食料安全グループ

電話番号:0776-20-0421

ファックス:0776-20-0649

メール:ryutsu@pref.fukui.lg.jp

福井市大手3丁目17-1

受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)